万葉の歌人、安部広庭の歌は少なくとも集中に4首ある*1。その中で今回は「家路」「我が宿」と家に関する語が使われている2首を紹介したい。 子らが家路やや間遠きをぬばたまの 夜渡る月に競ひあへむかも (万葉集/巻三/302) 子供達が待つ家までの道は今少し遠…
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