真澄鏡かけて偲へと まつり出す形見の物を人に示すな(万葉/巻十五/中臣宅守/3765) 胸焼けするくらい情念のこもった歌だと思ったら、流罪になった宅守が別れ際恋人に送った歌のうちの一首でした。 「真澄鏡(まそかがみ)かけて偲(しの)べと」とは(あなたから…
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