暁の別の道を思はずは
暮れ行空はうれしからまし
(拾遺/恋二/726)
Splatoonに生活を破壊された、というよりも私がSplatoonで生活を破壊したんだよなと思うわけです。これは懺悔です。悪いのはゲームじゃなくて私なのだ。
更新が滞っている間に、漫画を紹介していた*1回がたくさん読まれていて、おっかなびっくりにうれしかったり、更新滞っているなと居心地が悪く思ったりしました。
歌は「暁の別(わかれ)の道を思はずは」もし明け方の別れの道のことをおもわなかったなら「暮れ行(ゆく)空はうれしからまし」暮れていく空は(これから恋人に会えるから)素直に喜べるんだけどな、という感じでしょうか*2。
普段なら贅沢な悩みだなあと見逃していたと思うのです。でも、連続で何日か更新を続けているときの、それが続いてうれしい気持ち、それから途絶えてしまったらどうしようと言う気持ちとちょっと近いのかもしれなくて、読み入っちゃいました。
これは恋の歌ですが、毎日の楽しみとその終わりというのはいろんな人に通じる感覚なのではないでしょうか。
誰が詠んだかはわからない歌なのですが「またその日の夜に会いに行けば良いじゃん」と励ましの言葉を贈りたい気持ちに気づいて、それからややあって、更新もまた少しずつ出来たらいいのかな、と思いました。