2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧
秋津野に朝居し雲の失せゆけば昨日も今日もなき人思ほゆ(万葉/巻七/挽歌/1406) 朝に漂っていた雲が消えていくのを見るたびに、故人を思ってしまうという歌。 雲が消えることがきっかけで思い出すなら、せめて雲を見ている間はぼんやりと悲しみを忘れられた…
秋津野に朝居し雲の失せゆけば昨日も今日もなき人思ほゆ(万葉/巻七/挽歌/1406) 朝に漂っていた雲が消えていくのを見るたびに、故人を思ってしまうという歌。 雲が消えることがきっかけで思い出すなら、せめて雲を見ている間はぼんやりと悲しみを忘れられた…