春されば水草の上に置く霜の消つつもわれは恋ひ渡るかも(万葉/巻十/春相聞/霜に寄す/(よみ人しらず)) 訳すなら、春の訪れに水草の上の霜が消えていくではないが、消え入るように私は恋い焦がれているなあ*1。 春の景物を詠み込んだ恋の歌。上の句「春され…
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